京都大学医学部附属病院 放射線治療科

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当科准教授 松尾の論文が採択されました

当科准教授の松尾の論文がJ Radiat Res誌に採択されました.

https://academic.oup.com/jrr/advance-article/doi/10.1093/jrr/rrab065/6340859?login=true

以下、論文の内容です。


JCOG0403は当科が事務局となって行われた肺癌SBRT(体幹部定位放射線治療)の多施設臨床試験です。その臨床試験データを用い、炎症所見と筋肉量から予後予測ができるのではないかという仮説のもとに研究を行いました。その結果、手術可能症例において治療前採血の炎症マーカーCRPが治療後の生存期間に関連するという知見を得ました。本研究の利点は、患者さんに追加検査の負担を強いることなく、重要な情報を引き出すことができる点にあります。治療だけでなく検査においても、患者さんにとって負担の少ないがん治療を目指します。


※当科業績はこちらよりご確認ください。