日本乳癌学会参加報告
2021年7月1日~3日、第29回日本乳癌学会学術総会が開催されました。今回の総会のテーマは「乳癌診療の新たな展望」を主題に、「New Horizons of Breast Cancer Diagnosis and Treatment」を副題で、現地参加とオンライン参加のハイブリッド開催となりました。当科乳癌グループ吉村が、放射線療法の委員長を務めている乳癌学会乳癌診療ガイドラインのセッションでの発表、同グループ小野がポスター発表を行いました。
乳癌は放射線治療における非常に多くの比率を占める疾患の1つですので、従来より当科では積極的に同学会の総会に参加をしております。少数個リンパ節転移に対する放射線治療、オリゴ転移に対する放射線治療など近年注目を集めており、JCOG1806では乳癌の手術省略(つまり根治照射)も始まり症例登録が進んでいますので、今後の乳癌領域における放射線治療に新たな展開が期待されます。
7/19からはオンデマンド配信も開始するとのことです。
https://site2.convention.co.jp/29jbcs/index.html
来年の第30回日本乳癌学会学術総会は、2022年6月30日(木)〜7月2日(土)パシフィコ横浜で開催予定です。