京都大学医学部附属病院 放射線治療科

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当科医学物理Gの平島の論文が採択されました

当科医学物理グループ,平島の論文がRadiation Oncology誌に採択されました.

https://ro-journal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13014-021-01867-6

以下、論文の内容です。


高精度放射線治療において,腫瘍や危険臓器の輪郭描出は重要な工程である反面,多大な時間を要します.そのため,輪郭描出の時間短縮させる手法として,深層学習を用いた自動輪郭描出法に着目し,その有用性を検討しました.本研究の特徴は,骨盤領域CTから臓器の輪郭を描出する深層学習ネットワークを構築し,高速かつ高精度に輪郭描出を可能とした上で,治療計画装置上(例えばEclipse)で実行可能である点です.先行研究や他社商品は専用のPCを要するため作業者の手間が増えることが懸念されています.本手法はPCに依存せず利用可能であるため,汎用的であり有用性が高いことを示しました.

 


※当科業績はこちらよりご確認ください。