京都大学医学部附属病院 放射線治療科

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当科医学物理Gの平島の論文が採択されました

当科医学物理グループ,平島の論文がJournal of Applied Clinical Medical Physics誌に採択されました.

https://aapm.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/acm2.13316

 

以下、論文の内容です。


 

近年,機械学習を用いた自動治療計画法(Knowledge-based planning; 本論文ではRapidPlanを用いております)の有用性が多数報告されています.
RapidPlanは治療計画者の経験に依存せず,均一な治療計画を立案可能という利点があります.
一方,RapidPlanを用いた場合,治療装置の特徴の違いによる影響に対しては議論されておりません
本研究でRapidPlanを用いて治療計画を立案する際,異なる治療装置が線量分布に与える影響に着目しました.
結論として,RapidPlanを用いた場合,治療装置の違いが線量分布に与える影響は小さく,
治療装置に依存せずに均一なプランを作成することが可能であることを明らかにしました.
本研究内容から,RapidPlanを他施設で利用することで,施設に依存しない治療計画が立案可能であることが示唆されました

 


※当科業績はこちらよりご確認ください。