京都大学医学部附属病院 放射線治療科

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医員の徳田の論文がBreast Cancer誌に採択されました。

当科と関連病院で構成される京都放射線腫瘍研究会(KROSG)で行った超寡分割全乳房照射の多機関共同非ランダム化検証的第II相試験(UPBEAT試験)の中間解析結果に関する当科徳田の論文がBreast Cancer誌に採択されました。

以下、論文の内容です。

https://doi.org/10.1007/s12282-024-01577-3

従来は25回照射や16回照射などで行われていた乳房温存手術後の全乳房照射について、日本人に対する超寡分割照射(5回照射)が同等の治療であるかを検証する臨床試験です。中間解析では、日本人に対する超寡分割全乳房照射が急性有害事象の点から従来の照射法と同等で許容の範囲内であるとの結論が得られました。