京都大学医学部附属病院 放射線治療科

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当科、川田の論文が採択されました

当科、川田の論文がPhysica Medica, Medical Physics誌に採択されました。

 

以下、論文の内容です。

Physica Medica
小照射野における正確な線量評価は困難と言われています.近年では, AAPMとIAEAよりTRS-483プロトコルが発刊され,小照射野出力係数のばらつきを低減する出力補正係数を提案しています.しかしながら,その出力補正係数の汎用性については適切に評価する必要があります.
本研究では,様々な照射野形成条件を用いて,小照射野出力係数に対する出力補正係数の汎用性を評価しました.その結果,TRS-483プロトコルに記載されている出力補正係数は,様々な照射野形成条件下の中で,検出器間の出力係数のばらつきを低減可能であると結論付けました
 
Medical physics
小照射野における線量評価には,適切な検出器の使用が求められています.特に患者別品質保証では,線量計を使用して行う際には角度依存性を評価することが重要であるといわれています.
本研究では,様々な検出器を用いて小照射野における角度依存性の影響を明らかにしました.その結果,検出器毎に固有の角度依存性が確認されました.このことは,今後,検出器を選択する際の指標や,小照射野計測における角度依存性補正係数を算出する際の指標となる可能性があります.

※当科業績はこちらよりご確認ください。