当科特定助教 相澤(泌尿器腫瘍グループ)の論文が採択されました。
当科特定助教 相澤(泌尿器腫瘍グループ)の論文がCancer Science誌に採択されました。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/cas.15392
高/超高リスク非転移性前立腺がんにおける強度変調放射線治療(IMRT)において、初診時病理組織内のintraductal carcinoma of the prostate (IDC-P)の存在の治療後再発予測因子としての意義を検証しました。
IDC-Pの存在は、多変量解析の結果、独立した再発予測因子とはなりませんでしたが、IDC-Pを有する症例において、有意に高い頻度の生化学的再発、去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)化が認められました。今後再発予測因子としてのさらなる研究が望まれます。
なお本研究は、IDC-Pの診断において愛知医科大学病理診断科のご協力を得て行った共同研究です。