京都大学医学部附属病院 放射線治療科

menu

当科大学院生 岸の論文が採択されました

当科大学院生 岸(肺グループ)の論文がAdvances in Radiation Oncology誌に採択されました。

 

https://doi.org/10.1016/j.adro.2022.100911

 

以下、論文の概要です。

 

SABR-COMET study以後、オリゴ転移への定位放射線治療(SBRT)、その中でも肺転移に対するSBRTの臨床ニーズは高まっています。一方で、肺複数病変に対する同時SBRT施行時の安全性や適切な線量制約指標に関するデータは不十分です。
当院において肺複数病変への同時照射SBRTを施行した症例に焦点を当て、肺定位放射線治療において最も問題となる放射線性肺臓炎の頻度とそのリスク因子について検討を行いました。
我々の検討では、正常肺線量、特に平均肺線量とV5Gy(5Gy以上が照射される体積)が指標として有用である可能性が示唆されました。


※当科業績はこちらよりご確認ください。